スティーブ・ジョブズが天に召された。現役を退いて2ヶ月余りで逝ってしまうとは思いもしなかったが、よほど悪かったのだろう。でも本人はきっと幸せだったに違いない...そう、信じたい。初めてパソコンなる物を買ったのは1980年代後半、当時各社競作の形で発売されていたMSXパソコンである。HIT BITのソニー製で任天堂のファミリーコンピューターとほぼ同時期で5万円だったと記憶している。モニターであるテレビとはRFケーブルで繋ぎファミコンと同様のカセットでゲームやワープロ、お絵描きができたが記録するにはテープレコーダーが必要だった。
その後最初のマックを手にするのは1994年11月の事。その前4年程はワープロ機を数台購入、加えてコンパックのブックタイプのパソコンを1台購入していた。
PERFORMA550、CPUはMC68030(33MHz)二次キャッシュメモリなし。メモリ(メモリタイプ)8MB/最大32MB(SIMM)内蔵ハードディスク160MB(SCSI方式)CD-ROMドライブトレイ式モニタ14インチ解像度512KB : 640×480768KB : 640×480最大表示色数512KB : 256色768KB : 32,768色ステレオスピーカ内蔵マイクロフォン内蔵キーボードAppleキーボード II内蔵ファクスモデムなしビデオ入力なしテレビ/FMラジオチューナなしリモコンなし付属ソフトAt Ease(日本語)1.0HyperCard Liteクラリスワークスキッドピクス、テンプレート101Performa HelpQuick Englishバッハ以前ピーターと狼おばあちゃんとぼくと、Photo CDサンプラーPerforma Solution CD-ROM製造番号はSG4311QW36S。あの頃はメモリーが高くて、1MBあたり1万円程度していたのでなかなか買えなかった。
買って来た直後にビスを外しそれは小さなマザーボードを外してみた。こんな物で果たしてどれだけの事が出来るのだろうと不思議だったからだが、しかしその性能にはただただ驚嘆した。それ以来11台のマックを使い続け(他にプレゼントした物が3台)、2台は人に譲り1台が故障して分解破棄した。他は未だに電源を入れると起動する。