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2012年 04月 24日
WWEレッスルマニア28をテレビ観戦した。4月1日に米国フロリダ州マイアミ(http://ja.wikipedia.org/wiki/サンライフ・スタジアム)で開催された、プロレス界いや格闘技界唯一無二の祭典と呼ぶにふさわしい大会だったのではないだろうか。マイアミと言えば古くはマイアミ・バイス、現在ではCSIマイアミに代表されるポリスムービー(ドラマ)でトイガンファンにとっても馴染みの深い場所だ。常夏で中南米からの違法移民も多いカリビアンムード溢れる土地柄だと勝手にイメージしている。そんなマイアミ生まれのピープルズチャンピオン、ザ・ロック様の凱旋試合がメインで行われる事が決まったのは1年も前の事だ。この祭典のメインの試合の為に1年かけてストーリーを作り上げドラマを演出して来たのは凄まじいパワーと情熱を感じる。だからプロレスなんて所詮「ショー」だろう...という人々がいる。しかしながらショー的な部分を一切省いてしまえば何の面白みも無く感情移入も出来ないのではないか。勝ち負けは時の運、あるいは最初から決められていた事であったとしても、そこに至る経緯や試合に臨むスピリットであったり、その為に必要な身体作りや技術の修練はその他多くの格闘技やスポーツと何ら変わりない。それどころか、下手をすれば怪我をするし最悪死に至る事もある訳で、甘く見られては困りものである。精神的にも肉体的にも鍛え上げられた男達の魅せる肉弾戦がプロレスなのだ。そしてそれは人生の縮図でもあったりする。かつて日本のプロレス界でも国立競技場に10万人を集客しようと言う青写真が描かれたが見果てぬ夢に終わった。最大の集客は1990年に東京ドームで開催された新日本、全日本、WWEの前身WWFの三団体プロレスサミットで63000人、1998年4月のアントニオ猪木引退興行が70000人とされている。WWEレッスルマニアでも過去最大集客は1987年の3回大会で93000人、会場のキャパにもよるが1〜30000人台と言う大会も多い(毎週2本のテレビマッチの行われる日でさえ1万人超の集客が続いている)。今回は78000人(スタジアム最多入場記録を更新)と言われているがリアルタイム(日本等では字幕作成のため数日送れてのペイパービューになっている場合もある)で有料テレビ中経を楽しんだファン(ユニバース)を加えると数十万人いや100万人以上が見た事になる...最終的にはDVD購入者を含めると恐ろしい数になるだろう。 余談はさておき、本題に入ろう...レッスルマニア28は全8試合が組まれ、第1試合の世界へヴィ級選手権が始まったのは未だ明るい時間帯だった。上空を戦闘機が飛び会場内にも招待された米軍兵士が並ぶ。スタジアムの2台の巨大モニターと観客席を一周する特殊モニターに加えリング上の4面モニター、入場ゲートに設置された巨大な電光スクリーンが否応なく盛り上げる。しかし以前にも触れたが、今回の第1試合、ブライアン対シェイマス戦はキャラクター&必殺技一発主義のWWEにあっても、余りにもあっけない結末は首を傾げたくなる凡戦だった。何より、ブライアンは日本でも活躍していたテクニシャンだしタフネスさも併せ持つレスラーだ。なのに...いやしかしだ、再度良く考えるとそれすら今後の伏線だったと捉えるべきなのであろう。評価は未だ早すぎるのかも知れないと考え直した。確かにそれは翌日のテレビマッチからスタートしたようだし... 第2試合のケイン対オートンは直前の試合でケインに負けていたオートンが借りを返した形だが、かなりゴツゴツした展開の泥臭い試合で玄人受けする一戦だった様に思う。 第3試合は大巨人ビッグショー対ローデスのインターコンチネンタルチャンピオンシップ。僅か5分でビッグショーがローデスを粉砕した訳だが、第1試合の2人より見応えはあった。ただ、この2人のストーリーもこれまで続いて来て一応の決着を見たと見るべきか、単なる通過点と見るかは予想を二分するのではないか。 第4試合のディーバタッグマッチには押しメンのケリーが登場。強く美しく華やかな彼女達の闘いをもう少し長く見たい所だか、あまりボロボロになっては身も蓋もなくなるから、ま、いっか。 ヘル・イン・ア・セル(金網デスマッチ)形式で行われた第5試合はリング上のモニター内側から4面の金網が降りてくる。レッスルマニア20連勝を賭けたジ・アンダーテイカーとWWEオーナーの娘ステファニー(彼女自身もかつてディーバとしてリングに上がっていた)と結婚したザ・ゲームことHHHは30分を超える闘いになった。特別レフェリーのショーン・マイケルズと共に三者三様の想いが交錯する異空間を漂わせた。HHHは最近執行役員としての裏方がメインでテイカーも試合は1年ぶり、ショーンは2年前に引退とまさしく前世代の闘いだったのだが、殴る蹴るが主体の実にオーソドックスかつ説得力のある闘いぶり。加えて金網にぶち当てる事はもとより、パイプ椅子による攻撃も含めて両者の必殺技もお互い数度も跳ね返す等熾烈を極めた。中でもエプロンから外側に上半身を出したHHHに対してテイカーが放ったギロチンドロップは圧巻だった。下手をすると首の骨を折ってしまう危険性があった。後半ショーンがスイート・チン・ミュージックを奏でテイカーをマットに沈めHHHに勝利をもたらそうとするも叶わず、結果的にHHHが持ち出したハンマーで左顔面を痛打されテイカーに勝利を譲った訳だが、レッスルマニア史に残る名勝負であり新世代レスラーへの意地を見せた試合だったのではないか。 第6試合の12人タッグマッチはRAWとスマックダウンの番組を担当する2人のGMの地位存続を賭けての代理マッチというWWEならではの試合形式だった。ジョニー・エースことジョン・ローリナイティス・チームが勝利し彼が今後当分両番組を支配する事になる。これで又新しいストーリーが展開できるだろう。今後の番組に期待したい。 第7試合のWWEへヴィ級選手権CMパンク対クリス・ジェリコも又パンチとキックを中心にしたゴツゴツとした流れの中にそれぞれの想いを叩き付ける一種異様な闘いになった。それと言うのもザ・ロックことドウェイン・ジョンソンを始めとして何人ものレスラーがハリウッドに進出しムービースターとしても活躍しているのだが、ジェリコはロックバンドのボーカルを務め一時リングを去っていた。噂される復帰を否定し続けていたジェリコが今年始め突然復帰し、標的を自身がかつて手にしていたベルトの現チャンピオンに向けた訳だが、ある種の世代間闘争でもあった。しかし実戦から遠ざかっていたジェリコと毎週戦っているパンクとでは僅かだが力の差、憶いの差は出てくるのでは。22分の激闘の末にCMパンクがベルトを防衛した訳だが、翌日のRAWから再び執拗なジェリコの攻撃が続いているから今後の展開に目が離せないだろう。 第8試合いよいよメインイベント、ザ・ロック対ジョン・シーナの一騎打ちだ。2003年3月シアトルで54000人を集めて行われたレッスルマニア19では前年2002年の8月から俳優業のため休業していたロックが復帰しストーン・コールド・スティーブ・オースチンと対戦して勝利している。それ以来の長き不在の後に昨年の27大会で復帰宣言し今回に至る訳だが正直身体は全くと言っていい程以前と変わりない様に思えた。昨年11月に7年8ヶ月ぶりのリング復帰を果たし調整につとめて来たのだろう。兎に角格好良さは業界No.1でないだろうか。ロックより5才若いジョン・シーナは2003年当時、前年にオリンピックのゴールドメダリストとして有名なカート・アングルとクリス・ジェリコを撃破して一躍名を挙げたが所詮ルーキーの一人に過ぎなかった。 そんな2人が9年の歳月を経てレッスルマニアのメインで戦う事になろうとは誰も考えなかったのではないだろうか。しかもどちらもヒールではない。真っ向勝負が期待され、それに違わぬ展開となった。出だしは互いに様子を探るものの殴る蹴るをベースにしながらもそれぞれの得意技を放つなど押しつ押されつのシーソーゲーム。中盤シーナがロックの脇腹をマット場に横たわったままベアハッグに捉え続けたシーンは2002年8月のWWEタイトルマッチでブロック・レスナーがロックに見せた攻撃と重なる。硬軟織り交ぜての闘いは30分に及びロックの勝利で幕を閉じた。自分としてはシーナの勝利を望んでいたし、勝たねばならなかった。結果はそうならなかったと言う事は恐らくWWE的には何らかの新しいストーリーを作っているからなのか...そこは未だ判然としない、故に目が離せないと言う事になる。う〜んWWEユニバースに取っては悩ましくもあり嬉しくもある所だ。 それにしてもこの祭典、音響、照明、花火による効果に加えハリウッドスターや試合開始時に飛んだ戦闘機のパイロットまでが会場を盛り上げ5時間(日本での放送は4時間)もの長丁場を長いと感じさせない演出には日本のプロレス界のみならずとも見習うべき点が多い。もっとも長年のノウハウと凄まじいショーマンシップと資本力が必要と思われるが、何よりこうありたいと思う心が大切なのだろう。とにもかくにも魅力的な数時間だった。ブルーレイディスクを貸して頂いたT先生にあらためて感謝申し上げます。 週刊プロレスの先週号発売と同時に発行されたEXTRANo.2ではレッスルマニア28の試合の詳細は2頁程しか無いが、過去の全大会の歴史やマクマホン家等が興味深く綴られている。その中でWWEには常に入れ替わるのだが5人程のストーリーテラーがいて綿密に作戦を練っている事や、下部組織FCWの事を伝えている。そのFCWには現在ベイダー二世やプロレスリング・ノアにも登場していたクリス・ヒーローら淙々たるメンバーが在籍しているが、一軍に上がるのは並大抵ではない。WWEユニバースの末端の一人として1日も早い次世代ヒーローの登場を待ちたいと思う。 残っていたプロレス格闘技に関する本...きっとこれが最後だ...
by 1911works
| 2012-04-24 18:00
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Comments(2)
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ボンコロ
at 2012-04-24 21:21
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日本のプロレスで最大動員といえば猪木さんが引退したドーム興行が7万人と発表されてましたね。
あと、日本ではありませんが北朝鮮でWCWと新日本プロレスがイベントをしたときは15万人近い観客が強制動員されたそうです。
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1911works at 2012-04-25 07:47
コメントありがとうございました。そうでしたね、19984月4日の東京ドームでの引退記念マッチがあり、自分も見ました。イベントの最後で「道」と言う詩を読み上げ語り種になっていますよね。修正しました。今後とも宜しくお願い致します。
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