を読んだ。少年マガジン新人3バカトリオと小林先生自らが名付けた当時新進気鋭の漫画家3人の物語(小林まこと版漫画家残酷物語)だが、他の二人の先生方は既に世を去っている。自分はどちらかというとこのお二人の漫画が好きだった。
大和田 夏希(おおわだ なつき、1953年 - 1994年2月20日)
小野 新二(おの しんじ、1952年 - 1995年)
のお二人だが、いずれも42,3才で亡くなられている訳だから、ほぼ同年代で同じような仕事をしていた者としてとても寂しく感じた。同業とは言え彼の先生方とは天と地ほども住む世界が違っているので決して同列には並びえないのだが、週刊誌での売れっ子連載作家の如何に厳しい生活か...と言うことをまざまざと見せつけられる作品。勿論小林先生流のギャグが散りばめられてはいるのだが、却って悲しく響いてくる。もっとも名前と作品は後世に残るだろう...