本来、方舟の救世主であったはずの彼が新天地を求めて一足早く方舟を離れたのは決して間違ってはいなかったと思う。もし仮に三沢光晴が未だ生きていて、小橋健太も力皇猛も引退せずにはつらつとした試合を見せていたとしたら、きっとWWEと世界を2分するほどの団体になり日本プロレス界の盟主と呼ばれ続け、№1スターになっていただろう。しかし現実は真逆の方向に進んでいたのだから、少し遅かった気がしないでも無い。何と言っても小兵であり、年齢の問題もある。ここに来て1年近いマットからの離脱は相当厳しいモノが有る。彼ならそれを撥ね除けてくれるだろうという期待は持っているが...彼より前にWWEのトライアウトを受けた森嶋が箸にも引っかけられず滑り落ちた経緯からしても団体側の彼への期待度が高いことを窺わせているのだから頑張ってほしい。
スターダムの世Ⅳ虎選手が引退を表明した。実に勿体ない。しかし、この先ン十年プロレスを続けたからと言って心と体に傷は残っても大した金が残る訳でも無い。その後に新しい職を見つけるのもかなり困難だろう。それを思えば切り替えは早いほうが良いかも知れない。ただ、今回の件に関しては彼女に非は殆ど無い。責められるべきは仕掛けた安川とロッシー小川だ。特に社長であるロッシーにはその資格があるか問いたい。リングの外、試合以外で起きた事であればともかく、マットの上で起きたことには一方だけに制裁を科すべきでは無い。制裁を科すのであれば先ず社長自ら職責に照らして、その首を差し出す必要があった。それを未だ二十歳そこそこの娘1人に負わせるから間違った方向に進んでしまったとしか思えない。全日本女子プロレスの悪い遺産を内包している、反省すべきは、マット界から去るのはロッシー小川、お前だ。
引退と言えば、青柳館長もバイク事故が原因でキックを放つことが困難になったとの理由から引退表明された。長い間お疲れ様でした。
新ゴング4冊がTD先生からT先生を経由して送られてきた。CM以外では全く見ていなかったので大変ありがたく頂戴致しました。
昨日の夕景
吸血鬼ゴケミドロの書き割り...⁉(かのクエンティン・タランティーノも模倣したという松竹SF映画の傑作。)とまではいかないか...♬