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2012年 05月 25日
2012年5月25日、曇り。
昨日撮った四十雀の子ども NOAH5.9後楽園ホール大会の全試合を見た。大阪プロレスからノアに入団した小峠選手が第一試合に登場。早くも6.3でGHCjr王座に挑戦との事だが、さほどインパクトは無い。続くリッキー・マルビン&石森太二VSマイキー・ニコルズ&シェイン・ヘイスト戦。フェイスガードの石森選手だが、動きに鈍さは感じない。しかしあまり効果があるとは思えない...アイスホッケーのキーパーの様なマスクならまだましの様な気がするが...それにしても彼らの空中戦は素晴らしい。ノーマーシーVSダイヤモンド・リングの試合をはさんでノア対ゼロワンの対抗戦。橋本大地の蹴りはまだ軽く感じられるが、プロレスセンスや根性はかなりのモノがある。潮崎の豪腕袈裟切りを3発喰らっても直ぐに起き上がったし、4発目も何とか返したのは評価していいのでは。丸藤対齋藤戦は齋藤、各場面で力こぶ握り過ぎて隙を作っている。左上腕の怪我が完治していない事もあるのだろうが、殆ど良い所無し。不知火を受けた後のバックドロップとフィニッシュのデスブランドは強烈で良かった。秋山対ヨネ戦、ゴング前に突っかかるヨネ、場外戦を含めて押していたのだが、最後は上手くまとめられた。 金丸VS中島のGHCjr戦はお互いの投げを封じる意地の張り合い、気迫のぶつかり合いで中島が掟破りの先制タッチアウト(旋回式垂直落下ブレイン・バスター)を放つ等スピーディな展開で流れを掴む。 スタミナとキャリアで勝る金丸は中島の猛攻を凌ぐ。両手をクロスしてのジャーマン・スープレックス・ホールドで中島に勝機があったかに思えたが気迫で返して垂直落下3連発、最後にもう一発、ややもたつきスローに思えたが、逆に首にずっしり重みのかかる落ち方となり金丸が至宝を奪還した。 メインイベントのGHCヘヴィ戦はノア史上初のリングアウト及び反則裁定なしの特別ルール。ジュラルミンケースや折りたたみテーブル、フォーク、パイプイス、チェーンが使用され森嶋の頭部から流血を見たが、攻撃が一過性。チェーンを使うならそれだけで相手が気を失うまで殴り続けろ。アレでは単なるソフトクリームのトッピングに過ぎない。フォークにしても実況席の前でほんの数回突き刺しただけ。覚悟が出来てない。まあ、谷口自身慣れていないのだから無理も無いが、口先だけで未だ完全に非情になりきれていない証拠だ。アレでは何度チャレンジしても同じ結果に終わるだろう。攻撃パターンも少ないし、もっと色んな技を身につけろ。森嶋にしてみれば金属ケースで頭を殴られたのはかなりキツかったと思うし、その際の流血の上をフォークで突つかれたのも痛かったとは思うが、それだけでフォール負けする様なヤワな体力ではない。場外戦で徹底的に床に叩き付けられる...例えば至極単純なボディスラムでも20回も30回もあの床に叩き付けられたら恐らく起き上がっては来れないだろう。その位一つの技を徹底するとか、イスならイスで数十発殴り続けて客席から悲鳴が聞こえるまでやり続ける位の覚悟が欲しい。それが無ければあんなルールを要求するなと言いたい。 何れにしてもチャンピオン防衛おめでとう、である。即座に齋藤選手が挑戦表明したが、明日26日にはGHCタッグ選手権もあり、6.3でのベルト挑戦は怪我の状態から見て無謀ではないだろうか。
by 1911works
| 2012-05-25 08:34
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